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森林認証制度は、1990年代の熱帯林の急激な破壊問題に端を発した世界的な森林の減少・劣化の問題と市民・消費者の環境意識の高まりを背景として生まれた制度です。
独立した第三者の審査機関が一定の基準等を基に適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われているかどうか審査認証し、それらの森林から生産された木材・木材製品を区別することにより、生物多様性の保全や持続可能な森林経営を支援する取り組みです。
NITTAグループは、森林資源の貴重な価値を認識し、適切な山林経営を通じて社有林を長期に維持していくことは、重要な社会的責任であると考えています。このため、2008年12月に森林認証制度の一つである「SGEC」(注)を取得し、本認証の森林管理プログラムに基づき、持続可能な社有林管理を行っています。
Sustainable Green Ecosystem Council:健全な森林育成を保証し、日本の豊かな自然環境と持続的な木材生産を両立することを目指した森林認証。
『緑の循環』認証会議が運用主体。
2016年には国際認証であるPEFCとの相互認証が実現し、SGEC認証製品が国際認証商品としての地位を確保できるよう普及・拡大に努めている。